日程調整ツールを自分用にAIでつくった話
「打ち合わせの日程を決めるだけで、何往復もやりとりしてしまう」。仕事をしていると、日程調整に思った以上に時間をとられることがあります。
わたしは、自分用に「調整さん」の代わりになる日程調整ツールをAIでつくりました。
結論から言うと、このツールづくりでわかったのは「自分の小さな困りごとこそ、AIで道具にしやすい」ということです。この記事では、なぜ自分用につくったのか、どう考えて形にしたのかをお話しします。
なぜ自分用の日程調整ツールをつくったのか
日程調整には、便利なサービスがたくさんあります。「調整さん」もその一つで、わたしも使っていました。
それでも自分用につくったのは、次のような理由からです。
- 自分の使い方に、ぴったり合う形にしたかった
- いつも同じ手順をくり返しているので、もっとラクにしたかった
- 見た目や言葉も、自分の仕事にあわせたかった
既存のサービスは、たくさんの人が使えるようにつくられています。そのぶん、一人ひとりの使い方に完全には合わないこともあります。自分だけの道具なら、自分の使い方にあわせて形を決められます。
どう考えて形にしたか
まず、いつもの手順を書き出す
最初にやったのは、自分がふだん日程調整でやっていることを、順番に書き出すことでした。
- 候補の日時を考える
- 相手に候補を送る
- 都合のいい日を返してもらう
- 日程を決めて、相手に伝える
こうして書き出してみると、どこに手間がかかっているのかが見えてきます。
「いらない機能」を決める
自分用の道具をつくるときは、何でも入れたくなります。でも、使わない機能が多いと、かえって使いにくくなります。自分が本当に使う機能だけにしぼりました。
見た目も、自分の仕事にあわせる
日程調整のページは、相手に送るものです。自分の仕事の雰囲気にあった見た目にすることで、相手にも気持ちよく使ってもらえるようにしました。
やってみてわかったこと
小さな困りごとは、道具にしやすい
日程調整のように、毎回くり返す小さな作業は、道具にすると効果を感じやすいものです。大きなシステムをつくらなくても、ちょっとした手間が減るだけで、気持ちがずいぶんラクになります。
自分が使い手だと、直すのが早い
自分用の道具は、自分が使い手です。使ってみて「ここが不便」と思ったら、すぐに直せます。この「使う、気づく、直す」のくり返しが早いのは、自分用ならではの良さだと感じました。
自分の困りごとは、だれかの困りごとかもしれない
自分が困っていることは、同じような仕事をしている人も困っていることが多いものです。自分用につくった道具が、ほかの人の役に立つこともあるかもしれません。
相手にとっても使いやすいか
日程調整のツールは、自分だけでなく、相手も使うものです。自分にとって便利でも、相手が迷ってしまっては意味がありません。
そこで、相手が初めて開いても、何をすればいいかすぐにわかることを大切にしました。
- 画面を開いたら、まず何をすればいいかがわかる
- 選ぶだけで答えられる
- 説明を読まなくても使える
自分用の道具でも、相手がいる場面で使うものは、相手の目線でも確かめておくことが大切だと感じました。
あなたの事業に置きかえるヒント
自分の仕事の中にも、道具にできる困りごとがあるはずです。
- 毎回くり返している、小さな作業は何か
- その作業で、いちばん手間がかかっているのはどこか
- 既存のサービスで、「ここが合わない」と感じるところはないか
たとえば、予約の受付、見積もりの作成、お客さんへのお礼の連絡など、毎回同じ手順をくり返している作業は、道具にしやすい候補です。まずは、いつもの手順を紙に書き出すところから始めてみてください。
自分用の道具は、見た目が多少シンプルでもかまいません。大切なのは、自分の手間が本当に減るかどうかです。小さくつくって、使いながら直していく。その気軽さが、AIで道具をつくるいちばんの良さだと思います。もし同じ困りごとを持つ人が身近にいたら、その人にも使ってもらうことで、新しい気づきが得られるかもしれません。
まとめ
わたしは、いつも使っていた「調整さん」の代わりに、自分用の日程調整ツールをAIでつくりました。
- 自分の小さな困りごとこそ、AIで道具にしやすい
- まず、いつもの手順を書き出す
- 使わない機能は入れず、本当に使うものだけにしぼる
AIのおかげで、「自分だけの道具」をつくるハードルはぐっと下がりました。毎日の中で「ちょっと面倒だな」と感じることがあれば、それが道具づくりの最初のヒントです。
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