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家系図診断アプリをAIで作った話|KAKEIZ+

 文・つっちー

家系図診断アプリをAIで作った話|KAKEIZ+

「自分のルーツを知りたい」と思ったことはありますか。家系図に興味はあっても、戸籍を集めるのは大変そうで、なかなか手が出ないものです。

わたしは、家系図をもっと気軽に楽しめる入口として、無料の診断アプリ「KAKEIZ+(カケイズ)」をつくりました。家系図から、自分のルーツと才能を知る診断アプリです。

先に結論を書くと、このアプリで大事にしたのは「重たいテーマを、軽い入口で届ける」ことでした。この記事では、何を考えてつくったのか、やってみてわかったことをお話しします。

KAKEIZ+はどんなアプリか

KAKEIZ+は、家系図をもとに、自分のルーツや才能のタイプを知ることができる診断アプリです。無料で使えます。

家系図というと、古い巻物や、親戚が集まる法事の場面を思い浮かべる人が多いかもしれません。でも本当は、「自分はどこから来たのか」という、だれにとっても身近な問いにつながっています。

その問いに、診断という形で気軽にふれてもらう。それがKAKEIZ+の役割です。

なぜ家系図を「診断」にしたのか

家系図づくりは、本格的にやろうとすると時間も手間もかかります。いきなり「家系図をつくりませんか」と言われても、多くの人は身構えてしまいます。

そこでわたしは、次のように考えました。

診断は、人が自分のことを知りたいという気持ちに、まっすぐ応える形です。重たいテーマほど、入口はやさしく、短くしたほうが届きやすいと感じています。

AIでどう形にしたか

わたしはエンジニアではありません。それでも、AIを使えば、考えたことを画面や仕組みの形にできるようになりました。

KAKEIZ+をつくるときは、だいたい次の順で進めました。

  1. だれに、どんな気持ちになってほしいかを言葉にする
  2. 診断の質問と、結果のタイプを考える
  3. 結果の文章を、読んでうれしくなる言葉に整える
  4. 画面のデザインを決めて、AIと一緒に形にする
  5. 自分で何度も試して、わかりにくいところを直す

AIは、考えたことを形にするスピードを上げてくれます。ただ、「だれに何を届けたいか」を決めるのは自分です。ここがぼやけていると、どれだけ早くつくっても、伝わるものにはなりません。

つくってわかったこと

実際につくってみて、いくつか気づいたことがあります。

結果の言葉がいちばん大事

診断アプリでは、質問よりも結果の文章のほうが、ずっと大切だと感じました。人は結果を読んで、「当たってる」「うれしい」と感じたときに、だれかに見せたくなります。結果の一文一文を、何度も読み直して整えました。

無料だからこそ、次の一歩を用意する

無料の診断は、試してもらいやすい反面、使って終わりになりがちです。家系図というテーマに興味を持った人が、次にどこへ進めばいいのかを考えておくことが大切だと感じました。わたしの場合は、戸籍から本格的な家系図をつくる「結び家系図」というサービスにつながる形を考えています。

テーマへの思いがデザインに出る

家系図やルーツは、人によっては大切で繊細な話です。だからこそ、軽すぎず、重すぎない雰囲気を意識しました。言葉づかいや色の選び方に、テーマへの向き合い方が出ると感じています。

自分で何度も試すことが近道

つくったあとは、自分で何度も診断を試しました。使う人の気持ちになって手を動かすと、「この質問はわかりにくい」「ここで迷う」といった点が見えてきます。完成してから直すより、つくりながら試すほうが、ずっと早く良くなると感じています。

あなたの事業に置きかえるヒント

KAKEIZ+の考え方は、ほかの事業にも使えます。たとえば、こんなふうに考えてみてください。

税理士さんなら「お金の困りごと診断」、整体院なら「からだのクセ診断」のように、本業の手前に小さな入口を置くことができます。診断は、お客さんが自分のことを知りながら、あなたのサービスに自然と近づいてくれる形です。

まとめ

KAKEIZ+は、家系図という重たく見えるテーマを、診断という軽い入口で届けるためにつくったアプリです。

AIのおかげで、思いついたことを形にするハードルはぐっと下がりました。「自分の事業にも、こんな入口がつくれないかな」と思ったら、まずは紙に「だれに、何を知ってほしいか」を書き出すところから始めてみてください。

つっちーTsucchii / Musubi

「結び」代表。理学療法士として10,000名以上と向き合ってきた経験をもとに、AIで事業の構想から言葉・サイト・アプリまでを形にしています。

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