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トレーニングメニューが出るWebアプリをつくった話|じぶんトレ

 文・つっちー

トレーニングメニューが出るWebアプリをつくった話|じぶんトレ

「運動したほうがいいのはわかっているけれど、何をすればいいのかわからない」。そう感じている人は少なくありません。

わたしは、なりたい姿と悩みから、週のトレーニングメニューが出るWebアプリ「じぶんトレ」をつくりました。

結論を先に書くと、このアプリで大事にしたのは「専門家が最初にやる『聞く』を、アプリの中に入れる」ことでした。この記事では、その考え方と、つくってみてわかったことをお話しします。

じぶんトレはどんなアプリか

じぶんトレは、次の2つを選ぶだけで、1週間分のトレーニングメニューが出るWebアプリです。

Webアプリなので、アプリストアからダウンロードしなくても、スマホのブラウザからそのまま使えます。

なぜこのアプリをつくったのか

わたしは、理学療法士・パーソナルトレーナーとして、たくさんの方と向き合ってきました。そのなかで感じていたのは、「何をすればいいかわからない」ことが、運動を始められない大きな理由になっているということです。

インターネットには、トレーニングの情報があふれています。でも、情報が多すぎると、かえって選べなくなります。

こうした迷いを減らして、「今週はこれをやればいい」とわかる形にしたいと考えました。

どう考えて形にしたか

最初に「聞く」をつくる

パーソナルトレーニングでは、いきなり運動を始めることはしません。まず、その人がどうなりたいのか、何に困っているのかを聞きます。

じぶんトレでも、この「聞く」をいちばん最初に置きました。なりたい姿と悩みを選んでもらうことで、その人に合わせたメニューを出せるようにしています。

選ぶだけで答えられるようにする

「あなたの悩みを書いてください」と言われても、うまく言葉にできない人は多いものです。じぶんトレでは、文章を書かなくても、選ぶだけで答えられるようにしました。

1日ではなく「週」で出す

1日分のメニューだと、「明日は何をしよう」とまた迷ってしまいます。週の単位で出すことで、先の見通しが立つようにしました。

やってみてわかったこと

専門家の頭の中は、仕組みにできる

ふだん自分が何気なくやっている「聞く」「考える」「組み立てる」という流れは、言葉にして整理すると、仕組みにできる部分がたくさんありました。AIを使うことで、その仕組みを画面の形にしやすくなったと感じています。

それでも、人にしかできないこともある

アプリは、メニューを出すことは得意です。でも、その人の様子を見て、細かく調整することは、人のほうが向いています。アプリは専門家の代わりではなく、最初の一歩を後押しするものだと考えています。

体のことは、ていねいに伝える

運動や体のことを扱うときは、無理をしないことや、体調に不安がある人は専門家に相談することを伝えるのが大切です。だれでも安心して使えるように、言葉の選び方に気をつけました。

「ちょうどいい量」がいちばんむずかしい

メニューの量が多すぎると、やる前から気持ちが重くなります。少なすぎると、物足りなさを感じます。この「ちょうどいい量」を決めるところに、いちばん時間をかけました。

パーソナルトレーニングの現場でも、相手の様子を見ながら量を調整していました。アプリでは顔が見えないぶん、最初から無理のない量にしておくことが、続けてもらうための大切なポイントだと感じています。

あなたの事業に置きかえるヒント

じぶんトレの考え方は、専門的な知識を持つ人の事業に使えます。

料理教室の先生なら「なりたい食卓と悩みから、1週間の献立を出す」、片づけの専門家なら「部屋の悩みから、1週間の片づけ計画を出す」ような形が考えられます。あなたのいつもの流れを書き出してみると、仕組みにできる部分が見えてきます。

まとめ

じぶんトレは、パーソナルトレーナーの「聞く」から始まる流れを、Webアプリの形にしたものです。

あなたが当たり前にやっている仕事の流れにも、仕組みにできるヒントが眠っているかもしれません。

つっちーTsucchii / Musubi

「結び」代表。理学療法士として10,000名以上と向き合ってきた経験をもとに、AIで事業の構想から言葉・サイト・アプリまでを形にしています。

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