セルフトレーニングを自動でつくる仕組み|3分メニューメーカー
「運動を続けたいけれど、時間がない」。忙しい毎日のなかで、まとまった時間をとるのはむずかしいものです。
わたしは、理学療法士監修のセルフトレーニングを自動でつくる「3分メニューメーカー」を形にしました。
結論から言うと、この仕組みで大事にしたのは「続けられる小ささにする」ことです。この記事では、なぜ3分にしたのか、専門家の知識をどう仕組みにしたのか、つくってわかったことをお話しします。
3分メニューメーカーはどんな仕組みか
3分メニューメーカーは、理学療法士が監修したセルフトレーニングのメニューを、自動でつくる仕組みです。
セルフトレーニングとは、自分ひとりでできる運動のことです。専門家に毎回見てもらわなくても、家で取り組めるのが良いところです。
ただ、自分ひとりだと「何を選べばいいか」がわかりません。そこで、専門家の考え方をもとに、メニューを自動で組み立てられるようにしました。
なぜ「3分」にしたのか
わたしは、理学療法士・パーソナルトレーナーとして多くの方と向き合うなかで、「続けること」のむずかしさを何度も見てきました。
運動が続かない理由は、やる気の問題だけではありません。
- 1回の時間が長いと、始めるまでが重たい
- 何をするか毎回考えるのが面倒
- 忙しい日は、まるごとできなくなる
だからこそ、「これなら毎日できる」と思える短さが大切だと考えました。3分なら、歯みがきのあとや、お湯がわくまでの時間でも取り組めます。
専門家の知識をどう仕組みにしたか
専門家が考えていることを言葉にする
理学療法士は、メニューを考えるときに、いろいろなことを頭の中で判断しています。その判断の流れを、一つずつ言葉にして書き出しました。言葉にできれば、AIと一緒に仕組みの形にしていくことができます。
選択肢をしぼる
運動の種類がたくさんありすぎると、メニューを組むのがかえってむずかしくなります。短い時間でも取り組みやすいものに、しぼっていきました。
監修の役割をはっきりさせる
自動でつくるからこそ、その中身を専門家が確認していることが大切です。「理学療法士監修」という形にすることで、使う人が安心して取り組めるようにしました。
つくってわかったこと
小さいほど、始めやすい
「3分」という短さは、使う人の気持ちのハードルをぐっと下げます。「それくらいならやってみようかな」と思えることが、最初の一歩になります。
専門家の知識は、仕組みにすると広く届く
専門家が一対一で伝えられる人数には、限りがあります。でも、その考え方を仕組みにすれば、より多くの人に届けられます。これは、専門的な知識を持つ人にとって、大きな可能性だと感じました。
効果をうたうより、続けやすさを伝える
体のことを扱うときは、「これで〇〇が治る」のような言い方はしないように気をつけました。伝えたいのは、続けやすい形で、自分の体と向き合う時間を持てるということです。体調に不安がある人は、専門家に相談することも大切です。
自動化しても「人の目」は残す
メニューを自動でつくれるようになると、すべてを機械に任せたくなります。でも、体に関わる内容だからこそ、専門家が中身を確かめる工程は外せません。自動化は、手間を減らすためのものです。判断の責任まで手放すものではないと考えています。
この線引きは、体のこと以外でも同じです。お金、法律、心のことなど、人の大切な部分にふれるサービスほど、自動でできる部分と、人が確かめる部分を分けて考えることが大切です。
あなたの事業に置きかえるヒント
3分メニューメーカーの考え方は、専門的な知識を持つ人の事業に応用できます。
- あなたの知識を、「3分でできる」くらい小さく切り分けられないか
- あなたが頭の中で判断していることを、言葉にして書き出せるか
- 一対一でしか届けていないものを、仕組みにして広げられないか
たとえば、話し方の先生なら「3分でできる発声メニュー」、英語の先生なら「3分でできる今日のフレーズ練習」のように、小さく切り分けて届けることができます。小さな形は、お客さんにとっても、あなたのサービスを試すきっかけになります。
まとめ
3分メニューメーカーは、理学療法士の知識をもとに、続けやすい短さのセルフトレーニングを自動でつくる仕組みです。
- 続けてもらうには、まず小さくする
- 専門家の判断を言葉にすれば、仕組みにできる
- 効果をうたうより、続けやすさを伝える
あなたの知識も、小さく切り分けることで、もっと多くの人に届けられるかもしれません。
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