つっちー|結び
  1. ホーム
  2. コラム
  3. AIで仕事をラクにする

AIで仕事をラクにする

AIに任せてはいけないこと7つ|個人事業主が守りたい線引き

 文・つっちー

AIに任せてはいけないこと7つ|個人事業主が守りたい線引き

AIを使い始めると、「これもAIでできるかも」と、どんどん任せたくなります。実際、AIは多くの仕事をラクにしてくれます。でも、なんでも任せていいわけではありません。

結論からお伝えすると、AIに任せてはいけないのは「最終的な判断」と「責任がともなうこと」、そして「あなたにしか出せない価値」です。 この記事では、個人事業主がAIに任せないほうがいいこと7つと、その理由をまとめました。

AIが苦手なことを知っておく

まず、AIの性質をかんたんに知っておきましょう。

これをふまえて、任せてはいけないことを見ていきましょう。

1. 最終的な判断

どのサービスを始めるか、誰と組むか、いくらにするか。こうした判断は、AIに相談するのはよいですが、決めるのは自分です。

AIは選択肢を出したり、メリットとデメリットを整理したりするのは得意です。でも、あなたの気持ちや、これまでの経緯、お客さまとの関係までは知りません。相談相手として使い、決めるのは自分と考えましょう。

2. 事実や数字の確認

AIは、まちがった情報を、自信がありそうに書くことがあります。

こうした情報は、AIの答えをそのまま使わず、必ず公式の情報で確かめましょう。

3. 法律・税金・契約の最終チェック

契約書の内容、税金の計算、法律にかかわる判断は、まちがえたときの影響が大きいものです。AIで「ざっくり理解する」のはよいですが、最終的には専門家(税理士、弁護士、行政書士など)や公式の窓口に確認しましょう。

4. 健康や体についての判断

お客さまの体の状態について、AIの答えをもとに判断するのはやめましょう。わたしは理学療法士として多くの方と向き合ってきましたが、体のことは、実際に話を聞き、目で見て、さわって、はじめてわかることがたくさんあります。健康にかかわることは、専門家の判断を大切にしてください。

5. お客さまの個人情報の扱い

お客さまの名前、連絡先、相談内容などを、そのままAIに入れるのは避けましょう。入力した内容がどう扱われるかは、サービスや設定によって変わります。必要なときは、名前を「Aさん」に変えるなど、誰のことかわからない形にしてから使いましょう。

6. 大事な人への気持ちを伝える言葉

お礼やお詫び、大切な人へのメッセージは、AIの下書きを参考にしてもかまいません。でも、最後は自分の言葉にしましょう。AIの文章は整っていても、気持ちが伝わりにくいことがあります。少しくらい不器用でも、自分の言葉のほうが相手の心に届きます。

7. あなたの経験と考え

ブログやSNSで、お客さまが本当に読みたいのは、「あなたが何を見て、何を感じ、どう考えたか」です。ここをAIに任せてしまうと、誰が書いても同じ内容になってしまいます。

AIに整えてもらうのはよいですが、中身となる経験と考えは、自分から出しましょう。

うまく役割分担するための考え方

では、AIとどう付き合えばいいのでしょうか。わたしは、次のように役割を分けています。

AIに任せること - 下書き、たたき台づくり - アイデアを広げる - 長い文章の要約や整理 - 言い回しの調整

自分がやること - 何をするか決める - 事実を確かめる - 自分の経験と考えを入れる - 最後に責任をもって出す

AIは「優秀なアシスタント」です。アシスタントに下準備を頼み、最後は自分が仕上げる。そう考えると、ちょうどいい距離で使えます。

線引きは、ときどき見直す

AIはどんどん進化していて、できることも増えています。今は任せられないと思っていることも、使い方しだいで手伝ってもらえるようになるかもしれません。ただ、「判断と責任は自分がもつ」という考え方は、これからも変わらない大切な軸です。半年に一度くらい、自分の線引きを見直してみるのもおすすめです。

まとめ

AIは仕事を大きく助けてくれますが、任せてはいけないこともあります。線引きを決めておくと、安心して使い続けられます。

「どこまでAIに任せていいかわからない」というときは、相談してください。あなたの仕事に合った線引きを一緒に考えます。

つっちーTsucchii / Musubi

「結び」代表。理学療法士として10,000名以上と向き合ってきた経験をもとに、AIで事業の構想から言葉・サイト・アプリまでを形にしています。

AIで仕事をラクにするの記事

すべての記事を見る