AIでExcel・スプレッドシートの関数を作る方法
売上の管理、お客さまのリスト、在庫の数。ExcelやGoogleスプレッドシートを使っているけれど、「関数がむずかしくて、手で計算している」という方は少なくありません。調べても説明がむずかしくて、結局あきらめてしまうこともありますよね。
結論からお伝えすると、AIに「やりたいこと」を日本語で伝えれば、関数(表計算の式)をつくってもらえます。 関数の名前や書き方を覚えていなくても大丈夫です。この記事では、表計算でAIを使う方法と、まちがいを防ぐコツを紹介します。
関数とは
関数とは、表計算のアプリで、計算や集計を自動でしてくれる式のことです。たとえば、合計を出す、条件に合うものだけ数える、別の表から情報を持ってくる、などができます。
便利ですが、書き方を覚えるのが大変です。ここでAIの出番です。
AIに関数をつくってもらう方法
ポイントは、表の形とやりたいことを、具体的に伝えることです。
``` Googleスプレッドシートで使う関数を教えてください。
【表の形】 ・A列:日付 ・B列:お客さまの区分(新規・リピート) ・C列:金額 ・データは2行目から100行目まで
【やりたいこと】 リピートのお客さまの金額だけを合計したい。
【お願い】 関数と、その関数をどのセルに入れればいいか、 初心者にもわかるように説明してください。 ```
ExcelとGoogleスプレッドシートでは、使える関数が少しちがうことがあります。どちらを使っているかを必ず伝えましょう。
よく使える場面
AIに頼むと便利な場面の例です。
- 月ごとの売上を合計したい
- 条件に合う人数や件数を数えたい
- 別のシートから、名前に合う情報を持ってきたい
- 日付から曜日を出したい
- 空白のセルがあるときに、エラーを出さないようにしたい
- 重複しているデータを見つけたい
「こんなことできるのかな」と思ったら、まずAIに聞いてみましょう。できない場合は、別のやり方を提案してくれることもあります。
エラーが出たときもAIに聞く
関数を入れてみたら、エラーが出た。そんなときも、AIが助けてくれます。
``` 次の関数を入れたら、「(表示されたエラー)」と出ました。 原因と直し方を教えてください。
【入れた関数】 (ここに貼りつける)
【表の形】 (さっきと同じ説明) ```
エラーの表示と、入れた関数をそのまま伝えるのがポイントです。何度かやりとりすれば、たいていは解決できます。
表の整理にも使える
関数だけでなく、表の整理にもAIは使えます。
- 「どんな項目の表をつくれば、売上の管理がしやすいですか」と相談する
- バラバラに書いたメモを貼りつけて、「表の形に整理してください」と頼む
- 「この表を見やすくするには、どうすればいいですか」と聞く
表計算アプリによっては、アプリの中でAIの機能が使えるものもあります。機能はどんどん変わるので、使うときは公式の情報を確認してください。
わたしも、ちょっとした管理表をつくるときは、まずAIに「どんな項目があるといいか」を相談してから、関数も一緒に考えてもらっています。
まちがいを防ぐための確認方法
AIがつくった関数は、まちがっていることもあります。特に、お金にかかわる表では、次の確認をしましょう。
- 少ないデータで試す: まずは数行だけで試して、手計算の結果と合うか確かめます。
- 範囲を確認する: 合計する範囲が、本当に全部のデータを含んでいるか見ます。
- 例外を試す: 空白、0、ちがう書き方(全角と半角など)があるときに、正しく動くか見ます。
- 元のデータを残しておく: 大きく変える前に、表のコピーをとっておきます。
また、お客さまの名前や連絡先が入った表を、そのままAIに貼りつけるのはやめましょう。関数をつくるのに必要なのは、表の形(どの列に何があるか)だけです。
税金や帳簿は専用の道具で
売上の管理表をつくるのは便利ですが、確定申告や帳簿づけは、会計ソフトや税理士など、専用の道具や専門家に任せるのが安心です。AIでつくった表は、日々の状況を見るための「自分用の管理表」として使いましょう。
関数の意味も一緒に聞いておく
関数をつくってもらったら、「この関数は、どういう意味ですか。一つずつ説明してください」と聞いておくのがおすすめです。意味がわかると、少し条件が変わったときに、自分で直せるようになります。
つくってもらった関数と説明は、メモに保存しておきましょう。次に同じような表をつくるとき、そのまま使えます。
まとめ
関数がわからなくても、AIにやりたいことを伝えれば、表計算はぐっとラクになります。
- ExcelかGoogleスプレッドシートかを伝える
- 表の形とやりたいことを、具体的に書く
- エラーが出たら、表示と関数をそのまま聞く
- 少ないデータで試して、手計算と比べる
「自分の仕事に合った管理表をつくりたい」というときは、相談してください。
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