リピーターを増やす方法|個人事業主が今日からできる5つの工夫
新しいお客さんは来てくれるのに、2回目につながらない。毎月、ゼロから集客しているようで疲れてしまう。そんな悩みを持つ人は多いです。ひとりで事業をしていると、集客にかけられる時間も限られていますよね。
先に結論です。リピーターを増やすには、「来てよかった」と感じてもらうこと、「次に来る理由」を伝えること、「来たあともつながる」ことの3つが大切です。どれも大きなお金をかけずに、今日から始められます。
なぜリピーターが大切なのか
新しいお客さんに来てもらうには、知ってもらうところから始める必要があります。SNSでの発信、チラシ、広告など、手間も時間もかかります。
一方で、一度来てくれた人は、すでにあなたのことを知っています。安心して、また来てもらいやすい関係です。リピーターが増えるほど、毎月の売上の見通しも立てやすくなり、気持ちにも余裕が生まれます。
工夫1. 最初の1回を、ていねいにする
リピートの土台は、最初の体験です。特別なことより、基本をていねいにすることが大切です。
- 最初に、お客さんの話をしっかり聞く
- 何をするのか、どれくらい時間がかかるのかを伝える
- 終わったあとに、何が変わったかを一緒にふり返る
- 気になることがあれば、いつでも聞けると伝える
わたしは理学療法士として多くの方と向き合ってきましたが、満足してもらえるかどうかは、技術と同じくらい「話を聞いてもらえた」と感じてもらえるかで決まると感じています。
工夫2. 次に来るとよいタイミングを伝える
お客さんは、次にいつ来ればいいのかを知らないことが多いです。プロとして、目安を伝えてあげましょう。
- 美容室なら「この長さなら、1か月半くらいで整えると形が保ちやすいです」
- 整体なら「次は2週間後くらいに、状態を見せてもらえると安心です」
- 教室なら「次の回では、今日の続きをやります」
売り込みではなく、お客さんのためのアドバイスとして伝えるのがポイントです。その場で次の予約をとれる仕組みがあると、さらに続きやすくなります。
工夫3. 来てくれたあとに、連絡をする
来てくれたその日か翌日に、お礼の連絡を送りましょう。LINE公式アカウントでつながっておくと、気軽に送れます。
- 来てくれたことへのお礼
- その後の様子を気づかうひと言
- 自宅でできるちょっとしたアドバイス
- 次の予約の方法
長い文章でなくて大丈夫です。「覚えてもらえている」と感じてもらえることが、次につながります。
工夫4. お客さんのことを覚えておく
前回の内容や、話していたことを覚えておくと、2回目以降の満足度がぐっと上がります。
- 前回どんなメニューだったか
- 気にしていたこと、困っていたこと
- 話の中で出てきた予定や好み
記憶に頼らず、簡単なメモを残しておくのがおすすめです。紙のカルテでも、スマホのメモでもかまいません。お客さんの個人的な情報は、ほかの人に見られないように大切に扱いましょう。
工夫5. たまに、思い出してもらう
しばらく来ていないお客さんにも、ときどき思い出してもらえるきっかけをつくります。
- 季節の変わり目に、役に立つ情報を届ける
- 新しいメニューやイベントのお知らせを送る
- 空き状況を伝える
LINE公式アカウントの配信や、ニュースレターなどが使えます。ただし、送りすぎは逆効果です。「読んでよかった」と思える内容を、ほどよい頻度で届けましょう。
リピートを妨げるものも見直す
工夫を足すだけでなく、リピートの妨げになっているものを減らすことも大切です。
- 予約の方法がわかりにくい
- 料金が、毎回変わるように感じる
- 待ち時間が長い、時間どおりに始まらない
- 質問しにくい雰囲気がある
一度、お客さんの立場になって、来る前から帰ったあとまでをたどってみてください。自分では気づきにくいところが見えてきます。
お客さんに聞いてみる
自分でたどるだけでなく、通ってくれているお客さんに「来るときに不便なことはありませんか?」と聞いてみるのもおすすめです。毎回来てくれる人ほど、小さな不便を言わずにがまんしていることがあります。聞いてもらえたこと自体を、うれしく感じてくれる人もいます。直せることから一つずつ直していくと、お客さんとの関係もさらに深まります。
まとめ
リピーターを増やすのに、特別なテクニックは必要ありません。
- 最初の1回を、話を聞くことから、ていねいにする
- 次に来るとよいタイミングを、アドバイスとして伝える
- 来てくれたあとに、お礼と気づかいの連絡をする
- お客さんのことをメモして覚えておく
- たまに役に立つ情報で、思い出してもらう
どれか一つからで大丈夫です。今日来てくれたお客さんに、お礼のメッセージを送るところから始めてみてください。
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