モニター募集のやり方|最初のお客さんを集めるための進め方
サービスはできた。でも、まだお客さんがいない。実績がないから、なかなか申し込んでもらえない。事業を始めたばかりのころは、こんな「最初の一歩」の壁にぶつかりがちです。新しいサービスを出すときにも、同じ悩みが出てきますよね。
先に結論です。最初のお客さんを集める方法として、モニター募集はとても使いやすい方法です。ただし、「安くする代わりに、何をお願いするのか」をはっきり決めておくことが大切です。条件をきちんと決めて、感想をていねいに集めると、その後の集客の土台になります。
モニター募集とは
モニター募集は、正式にサービスを始める前や始めたばかりのときに、通常より安い料金や無料で受けてもらう代わりに、感想や意見をもらう方法です。
モニター募集で得られるものです。
- 実際に受けてもらった人の感想
- サービスの改善点
- 自分自身の経験と自信
- 正式に始めたあとのお客さん候補
とくに、感想や改善点は、自分ひとりでは手に入りにくいものです。お金以上の価値があるといってもよいかもしれません。
1. モニターをお願いする目的を決める
まず、何のためにモニターを募集するのかを決めます。
- サービスの内容や流れを確かめたい
- お客さんの感想を、ホームページやSNSで紹介したい
- 料金が妥当かどうかを知りたい
目的によって、お願いすることや、募集する人数が変わります。目的がはっきりしていると、モニターさんにも説明しやすくなります。
2. 条件を決める
モニター募集で、いちばん大切なのが条件です。あいまいにしておくと、あとで困ることがあります。
決めておきたいこと。
- 料金(無料か、通常よりいくら安くするか)
- 募集する人数と期間
- どんな人に受けてほしいか
- モニターさんにお願いすること(アンケート、感想の公開など)
- 感想を公開する場合の範囲(名前を出すか、イニシャルか、など)
無料にすると、たくさん集まりやすい反面、本気で受けてくれる人とそうでない人がまざりやすくなります。少しでも料金をいただくと、お互いに真剣に向き合いやすくなることもあります。どちらがよいかは、サービスの内容に合わせて考えてみてください。
3. 募集の告知文を書く
告知文には、次のことを入れましょう。
- どんなサービスか
- どんな人に受けてほしいか
- モニター料金と、通常の料金の予定
- お願いしたいこと
- 募集人数と締め切り
- 申し込み方法
「なぜモニターを募集しているのか」を正直に書くと、応援したい気持ちで申し込んでくれる人も出てきます。たとえば「正式に始める前に、受けてくださる方の声を聞いて、よりよい形にしたいと考えています」といった書き方です。
4. 募集する場所
最初のモニターさんは、身近なところから探すのが近道です。
- 今のSNSのフォロワーや、LINE公式アカウントの友だち
- 知り合いや、以前のお客さん
- 知り合いからの紹介
- 自分が参加しているコミュニティ
知り合いばかりだと、感想がやさしくなりすぎることもあります。できれば、来てほしいお客さんに近い人にも受けてもらえると、より役に立つ意見が集まります。
5. 感想をていねいにもらう
モニターの価値は、感想にあります。受けてもらったあとに、きちんと感想を集めましょう。
聞いておきたいこと
- 受ける前に、どんなことで困っていたか
- 受けてみて、どう感じたか
- よかったところ、わかりにくかったところ
- 正式に始めたら、また受けたいと思うか
- この料金なら受けたいと思うか
アンケートフォームを使うと、答える側も集める側もラクになります。受けてもらった直後に送ると、記憶が新しいうちに答えてもらえます。
気をつけたいこと
- 感想を公開するときは、必ず本人の許可をとる
- 感想を書きかえたり、言っていないことを足したりしない
- 健康や美容などの効果を、感想を使って大げさに伝えない
- モニター期間が終わったら、正式な料金に戻すことを先に伝えておく
お客さんの声は、正直なものだからこそ信頼されます。よい感想だけでなく、改善点もありがたく受けとめましょう。
わたしは、新しいサービスやアプリを形にするとき、まず身近な人に使ってもらって感想を聞くようにしています。自分では完璧だと思っていても、使ってもらうと、思いもよらないところでつまずいていることに気づきます。その気づきが、いちばんの財産になります。
まとめ
モニター募集は、最初のお客さんと、最初の声を集めるためのよい方法です。
- 何のためのモニターかを決める
- 料金、人数、お願いすること、公開の範囲を決めておく
- 理由を正直に書いた告知文で、身近なところから募集する
- 感想をていねいに集め、許可をとってから公開する
最初の一人に受けてもらえると、そこから少しずつ道が開けていきます。まずは、条件を紙に書き出すところから始めてみてください。
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