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アイデアを事業の形にする

サービス名の決め方|覚えてもらえる名前をつける5つのコツ

 文・つっちー

サービス名の決め方|覚えてもらえる名前をつける5つのコツ

サービスの中身はできてきたのに、名前だけがなかなか決まらない。候補を出すたびに、どれもしっくりこない。名前は毎回目にするものなので、迷うのは当然です。

結論からお伝えすると、サービス名は「読める」「言える」「何のサービスかわかる」の3つがそろっていれば、まずは十分です。おしゃれさより、お客さんにとってのわかりやすさを優先しましょう。

サービス名で大切にしたいこと

名前は、お客さんがあなたのサービスに初めて出会う入り口です。どんなに中身がよくても、名前が読めなかったり、何のサービスかわからなかったりすると、そこで興味を持たれずに終わってしまうことがあります。

わたしもこれまで、いくつものサービスやアプリに名前をつけてきました。自分では気に入っていても、人に伝えたときに読み方を聞き返されることがありました。そのたびに、名前は自分のためではなく、お客さんのためのものだと感じています。

覚えてもらえる名前をつける5つのコツ

1. 初めて見た人が読めるか

英語や造語を使う場合、読み方が一通りに決まらないことがあります。初めて見た人が迷わずに読めるかどうか、まわりの人に見せて確かめてみましょう。読み方が難しい名前にする場合は、ふりがなやカタカナ表記を添えるなどの工夫が必要です。

2. 口に出して言いやすいか

紹介や口コミで広がるときは、名前が「声」で伝わります。長すぎる名前や、言いにくい音が続く名前は、人に話すときに省略されたり、間違えて伝わったりしやすくなります。実際に何度か声に出して、言いやすいか確かめてみてください。

3. 何のサービスかが想像できるか

名前だけで、ある程度どんなサービスかが想像できると、お客さんは安心します。名前に中身を表す言葉を入れる、または名前のすぐ横に短い説明をつける、という方法があります。

たとえば、独自の名前をつけたい場合は、「〇〇(名前)|〇〇な人のための〇〇サービス」のように、説明とセットで使うと伝わりやすくなります。

4. 検索したときに見つけやすいか

お客さんが名前を覚えて、あとから検索することもあります。そのとき、よくある言葉だけでできた名前だと、ほかの情報にうもれて見つけにくくなります。決める前に、その名前で一度検索してみましょう。

5. 長く使えるか

今のサービス内容にぴったりすぎる名前は、あとで内容を広げたときに合わなくなることがあります。少し先まで想像して、内容が多少変わっても使い続けられる名前かどうかも考えてみてください。

名前の候補を出す方法

いきなり完璧な名前を思いつくことはあまりありません。次のような順番で、候補をたくさん出してから絞っていきましょう。

  1. お客さんが得られることを、言葉でたくさん書き出す
  2. サービスの特徴や雰囲気を表す言葉を書き出す
  3. それらを組み合わせたり、短くしたりして候補を作る
  4. 候補を10個ほどに絞り、5つのコツで見比べる
  5. 残った2〜3個を、身近な人に見せて反応を聞く

人に見せるときは、「どれが好き?」だけでなく、「これを見て何のサービスだと思う?」と聞いてみてください。自分が伝えたいことと、相手が受け取ることのずれがわかります。

決める前に確認しておきたいこと

名前を決める前に、次の点も確認しておきましょう。

商標は、ほかの人がすでに権利を持っている名前を使うと、トラブルになることがあります。特許庁の商標検索サービス(J-PlatPat)で、似た名前が登録されていないか調べることができます。判断に迷う場合は、弁理士などの専門家に相談すると安心です。

決めたら迷わず使い続ける

名前が決まったら、しばらくは迷わずに使い続けることも大切です。最初はしっくりこなくても、何度も使ううちに、名前は自然となじんでいきます。

反対に、何度も名前を変えると、せっかく覚えてくれた人が見つけられなくなってしまいます。サイトやSNS、名刺など、名前を書いた場所も直さなければなりません。

候補で迷い続けるより、「これで始めてみる」と決めて、中身を育てることに時間を使いましょう。

まとめ

サービス名は、おしゃれさよりも、お客さんにとってのわかりやすさを大切にしましょう。

名前が決まると、サービスに少しずつ形が見えてきます。候補がしぼりきれないときは、人に話しながら選んでみるのもおすすめです。

つっちーTsucchii / Musubi

「結び」代表。理学療法士として10,000名以上と向き合ってきた経験をもとに、AIで事業の構想から言葉・サイト・アプリまでを形にしています。

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