サービスメニューの作り方|個人事業で選ばれやすい商品の並べ方
提供したいことはたくさんあるのに、メニューにするとまとまらない。あれもこれもと並べるうちに、お客さんがどれを選べばいいかわからなくなってしまう。サービスメニューづくりで、こんな悩みを持つ人は多いです。
結論からお伝えすると、個人事業のメニューは「お試し」「本命」「継続」の3段階で考えると、すっきりまとまります。数を増やすより、お客さんが次に進みやすい流れを作ることを大切にしましょう。
メニューが多いと選ばれにくくなる
できることが多い人ほど、メニューを増やしたくなります。でも、選択肢が多すぎると、お客さんは迷ってしまいます。
- どれが自分に合うのかわからない
- 比べているうちに疲れて、決めるのを先送りにする
- 結局、何が得意な人なのか伝わらない
お店のメニューでも、種類が多すぎると選ぶのに時間がかかりますよね。個人のサービスも同じです。最初は3つくらいに絞って、それぞれの役割をはっきりさせましょう。
お試し・本命・継続の3段階
1. お試しメニュー
初めての人が、気軽に申し込めるメニューです。時間を短くしたり、内容を絞ったりして、価格や負担を軽くします。
お試しメニューの役割は、「この人のサービスを受けてみたい」と思った人に、最初の一歩を踏み出してもらうことです。ここで満足してもらえれば、次の本命メニューにつながります。
2. 本命メニュー
あなたがいちばん届けたい、中心となるメニューです。お客さんの困りごとを、しっかり解決できる内容にします。
事業の売上の中心になるのも、この本命メニューです。価格も、内容に見合ったものにしましょう。お試しで信頼関係ができているので、本命メニューの価値も伝わりやすくなります。
3. 継続メニュー
本命メニューを受けたあとも、続けてサポートを受けたい人のためのメニューです。月ごとの定期的なサポートや、フォローアップなどがあります。
継続メニューがあると、お客さんとの関係が長く続き、事業も安定しやすくなります。毎月新しいお客さんを探し続けなくてもすむのは、個人事業にとって大きな安心です。
メニューを作る手順
- 本命メニューを最初に決める(いちばん届けたい内容は何か)
- 本命メニューの前に、気軽に試せる形を考える(お試し)
- 本命メニューのあとに、続けたい人の受け皿を考える(継続)
- それぞれの内容、時間、価格を決める
- お客さんがどの順番で進むかを、流れで書いてみる
ポイントは、本命から決めることです。お試しから考え始めると、本命とのつながりが弱くなりがちです。いちばん届けたいものを先に決めて、その前後を考えると、自然な流れができます。
メニューの説明の書き方
メニューを作ったら、説明文も整えます。それぞれのメニューに、次の内容を書いておくと、お客さんが選びやすくなります。
- こんな人におすすめ
- 受けるとどうなれるか
- 内容(時間、回数、やること)
- 価格
- 申し込み方法
特に「こんな人におすすめ」は大切です。お客さんは、自分に当てはまるかどうかで選びます。メニューごとに向いている人が違うことがはっきりしていれば、迷わずに選んでもらえます。
わたしもサービスの説明を考えるときは、「この説明を読んだ人が、自分に合うかどうか判断できるか」を意識しています。中身の説明より先に、誰に向けたものかを伝えるようにしています。
お試しメニューで気をつけたいこと
お試しメニューは、安く気軽にすればいいというものではありません。お試しで満足してもらえないと、本命メニューにもつながりません。
- 短くても、受けた人が小さな変化を感じられる内容にする
- 本命メニューとのつながりを、さりげなく伝える
- お試しだけで全部が解決してしまう内容にしない
お試しは「ここまでできた。続きもお願いしたい」と思ってもらうための入り口です。その役割を意識して中身を考えましょう。
メニューを見直すタイミング
メニューは一度作ったら終わりではありません。次のようなことがあれば、見直すタイミングです。
- 申し込みがほとんどないメニューがある
- お客さんから、同じような要望が何度も来る
- 提供していて、負担が大きすぎるメニューがある
申し込みがないメニューは、思い切ってやめることも考えましょう。メニューを減らすことで、本当に届けたいものが伝わりやすくなることもあります。価格を変える場合は、サイトや案内文など、金額を書いているところを全部そろえることも忘れずに。
まとめ
個人事業のサービスメニューは、数を増やすより、流れを作ることが大切です。
- 最初は3つくらいに絞る
- お試し・本命・継続の3段階で考える
- 本命メニューから先に決める
- 説明には「こんな人におすすめ」を入れる
- 申し込みや要望を見て、定期的に見直す
自分のサービスをどうメニューにすればいいか迷ったら、届けたいことを人に話しながら整理するのもおすすめです。
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